Linのアニメ&ラノベ備忘録

本ブログではアニメ&ラノベの評価点(おすすめ度)をタイトルに。記事の冒頭にアニメの感想(ネタバレなし)を。その数行下にアニメの全話あらすじを書いています。評価点の基準については「このブログについて」に記載しています。

ソードアート・オンライン [4/5]

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2022年6月時点で全世界累計発行部数は3000万部を突破の大人気作品

ライトノベル(BOOK・文庫)」部門では、2015年から5年連続、通算6度目の同部門1位を記録

 

あらすじ

 

西暦2022年、1000人のユーザーによるベータテストを経て世界初のVRMMORPGソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。

しかし、ゲームマスターにして開発者である天才量子物理学者の茅場晶彦がプレイヤーたちの前に現れ、自発的ログアウトは不可能であること、舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してクリアすることだけが脱出する唯一の方法であること、そして死亡した場合には現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを宣言した。プレイヤーの1人である少年キリトはこの絶望的な狂気のデスゲームで生き残るべく戦うことを決意し、始まりの街から旅立ってゆく。

しかし、後に「SAO事件」と称されるこのデスゲームは、仮想世界をめぐるさまざまな事件の幕開けにすぎなかった。

プログレッシブ
前日譚 収録巻:『プログレッシブ』第1巻 -
デスゲームの開始から1か月、アインクラッドではすでに約2千人ものプレイヤーが死亡していた。誰も第1層を突破できずにベータテスターと一般プレイヤーの確執ばかりが深まる中、騎士を自称するプレイヤーであるディアベルの主導により、ついに初めてのボス攻略が行われることになる。そして、キリトはその第1回ボス攻略会議の席にて成り行きから助けた少女アスナとコンビを組む。
しかし、フロアボスとの戦いによってディアベルが戦死した結果、キリトはベータテスターと一般プレイヤーの対立を鎮めるために「ビーター」の汚名を名乗ることを余儀なくされ、象徴を失った攻略プレイヤーたちも攻略方針の違いから2つの派閥に分かれてしまう。さらには裏から派閥対立を煽り、プレイヤーたちにプレイヤーキル(PK)、つまり殺人の一線を越えさせんとする「煽動PK集団」の影までもが見え隠れする。
キリトとアスナは攻略集団の中で微妙な立場に置かれながらも、対立と煽動PK集団の暗躍によって危うい舵取りを強いられる派閥間の調整に奔走すると同時に、自らもアインクラッドの攻略に挑んでいく。
アインクラッド
第1部 収録巻:第1巻 - 第2巻 / 第8巻(一部)/ 第22巻(一部)
茅場晶彦によるデスゲームの開始から約2年近くが経過し、最前線は第74層まで達したものの、生存者は約6千人まで減っていた。
最強ギルド「血盟騎士団」の副団長となったアスナとのコンビを解消したキリトは、数々の出会いと別れを繰り返しながら孤独なソロプレイヤーとして最前線で戦い続けていた。そんなある日、偶然にもアインクラッドで貴重とされるS級食材を手に入れたキリトは、それをきっかけに久々にアスナとパーティを組み、再び心を通わせていく。それこそが、「SAO事件」最後の3週間の始まりであった。
フェアリィ・ダンス
第2部 収録巻:第3巻 - 第4巻 / 第22巻(一部)
SAOがクリアされて約2か月が経過した2025年1月。キリトこと桐ヶ谷和人が現実世界へ帰還していたのに対し、SAOにて心を通わせたアスナこと結城明日奈は帰還することなく病院のベッドにて眠り続けていた。同様に、300人ものプレイヤーが意識を失ったまま眠り続けており、初期化されるはずのSAOサーバーも不可解な稼動を続けているという。
この現状に乗じ、明日奈の父が経営する総合電子機器メーカー「レクト」の社員にしてSAOサーバーの維持管理担当者である須郷伸之は、強引に明日奈を妻にしようと目論む。自らの無力感に苛まれる和人は、妖精たちのファンタジー世界を舞台としたハイスペックVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)の中でアスナらしき人物が目撃されたという情報を得る。
真実を確かめるために再び仮想世界へダイブした和人は、かつてSAOで共に暮らした「娘」のユイやALOへのダイブ直後に出会った剣士のリーファと共に、ALOの中心「世界樹」の攻略を目指す。