ゾンビランドサガ [3/5]
盛り上げるところは盛り上げてくる良作
あらすじ
2008年、高校2年生になった源さくらは、東京のアイドルオーディションを受けようと決意し、応募書類を片手に自宅を出た途端、軽トラックにはねられてしまう。
2018年、とある洋館で覚めたさくらは記憶喪失になっており、さらには突然謎のゾンビ少女たちに襲われて外に逃げ出すが、自身もまたゾンビ化していることに気付く。そこに現れた青年・巽幸太郎から、佐賀県の認知度を上げるご当地アイドル企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のため、自分がゾンビとして甦らされたことを知らされる。さくらは自分と同じくゾンビとして蘇った二階堂サキ、水野愛、紺野純子、ゆうぎり、星川リリィ、山田たえの7人でアイドルグループ「フランシュシュ」を結成、活動を開始する。
ゾンビならではのトラブルやメンバー間の不和を乗り越え、アイドルとして成長していくフランシュシュは、地元佐賀の人気者となる。単独ライブを控えたある日、再び軽トラックにはねられたさくらは、不遇だった生前の記憶を取り戻し、引き換えにゾンビになってからの記憶を失ってしまう。ネガティブになったさくらは活動意欲をなくしてしまうが、メンバーや幸太郎の励ましによってステージに立つことに。豪雪でステージが崩壊するという大ハプニングにも負けず、フランシュシュは歌い続ける。さくらはゾンビとしての記憶を取り戻し、メンバーと和解。アンコールの声に応え、7人は再び歌い始めるのだった。