Linのアニメ&ラノベ備忘録

本ブログではアニメ&ラノベの評価点(おすすめ度)をタイトルに。記事の冒頭にアニメの感想(ネタバレなし)を。その数行下にアニメの全話あらすじを書いています。評価点の基準については「このブログについて」に記載しています。

りゅうおうのおしごと! [2/5]

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幼女×将棋

 

あらすじ

 

 
主人公の九頭竜八一は、16歳の若さで棋界の2大タイトルの1つである「竜王」を奪取したものの、その後大スランプに陥り、公式戦において11回連続の敗北を喫していた。そんな3月のある日、自宅に帰った八一は、なぜか女子小学生の出迎えを受ける。小学生・雛鶴あいは、竜王戦で八一と交わした約束から、彼の内弟子としての弟子入りを希望する。
これまで弟子を取ることなど考えもしていなかった八一だったが、あいが非常に高い将棋の才能を持つことに気づき、そのまま弟子として彼女を育てることに決める。しかし、世間的にみると師弟が一つ屋根の下で生活する内弟子制度は時代錯誤であり、あいの将棋界入りに反対する両親が娘を連れ戻しにやってくるといった騒動に八一は巻き込まれるが、あいの将棋に対する姿勢は八一の奮起の大きなきっかけとなる。

 

 ある日、将棋連盟会長に呼び出された八一は、女子小学生、夜叉神天衣を新たに弟子に取るように依頼される。あいの才能を伸ばすためには同世代のライバルが必要であり、天衣のもつ才能があいと比べて遜色ないと判断すると、彼女をあいのライバルとして鍛え上げることに決める。しかし、偶然天衣との指導現場を目撃したことであいを傷付けてしまった八一は、彼女に詫びるために訪れた師匠邸で、師匠が現在の自分と同じように、弟子を育てるときにどのように悩み考えていたのかを知る。

 

プロ棋士となって初めて迎えた公式戦で負けて以降、連敗を重ねている山刀伐尽八段に勝利するため、八一は振り飛車を学ぶべく、あいと共に《捌きの巨匠》生石充玉将の下で修行を始める。一方、研修会生としての年齢制限が目前に迫り、後には引けない状況に追い込まれていた清滝桂香は、同門の姉弟子である空銀子に研究会を依頼する。そしてそのころ、あいは自分が勝つことで相手が傷つくことを知り、才能を持つがゆえの苦しみを感じ始める。

 

夏休み、あい達は最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』に出場するため東京を目指していた。女流棋士やアマチュア強豪が参加する中、あいと天衣は才能を遺憾なく発揮し、順調にトーナメントを駆け上がって行く。一方、その師匠八一は、弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は女の子と原宿で手繋ぎデートを楽しんでいた。そして、第30期竜王戦挑戦者決定戦では八一のライバル神鍋歩夢と、永世七冠を狙う名人との対局がはじまる。

 

遂に始まった八一の竜王としての初防衛戦。挑戦者となった最強の名人と戦うべくハワイを訪れた八一だったが、なぜか弟子や師匠までついて来ることになり、雰囲気はまるで一門(かぞく)旅行のよう。そして迎えた対局1局目、自分が優勢と思っていた盤面が、実は劣勢であることを悟った八一は、自身の積み上げてきた将棋観を根底から覆されるような絶望感に支配されてしまう。
さらに、あいと天衣、桂香のマイナビ本戦も始まり、戦いに次ぐ戦いの日々。誰もが傷つき、疲れ果て、将棋で繋がった絆は将棋のせいでバラバラになりかける。八一の3連敗で迎えたあいの実家「ひな鶴」で開催の第4局、八一と名人の対局は思わぬ方向へと進んでいく。