Linのアニメ&ラノベ備忘録

本ブログではアニメ&ラノベの評価点(おすすめ度)をタイトルに。記事の冒頭にアニメの感想(ネタバレなし)を。その数行下にアニメの全話あらすじを書いています。評価点の基準については「このブログについて」に記載しています。

本好きの下剋上 3期 [3/5点]

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良い点

最終話での怒涛の展開、感涙の家族とのエピソード。

最終話の「祝福」本好きの下剋上1~3期を通してもベストエピソード

微妙な点

・展開が駆け足。

・原作をかなりカットしているのか、「アニメ初登場だが、原作ではそれ以前に関わりがあった」という人物が多い。

・今期の「軸」となる「目標」が見えず、単発の細々としたエピソードが並べられているだけで、「続きが気になる展開」というのが終盤にしかない。最終話での怒涛の追い上げがなければ評価は2になっていた。

4期以降の懸念点

・物語が「本作り」から「チート級の魔力を持ったマインが異世界で無双する」という話にシフトしてはいないか?という懸念がある。

異世界チートものをこの作品に求めてはいないので、そうならないか心配だ。あくまで「軸」は「本」であって欲しい。

 

以下は全話あらすじ&ネタバレ

 

工房見習いのヨハンのパトロンになることになったマイン。ヨハンに活版印刷技術の開発を任せるマイン。マインは孤児院で作った絵本を売り始めるが、そこで使われていたインクを巡りインク協会から干渉が。インク協会は貴族と繋がっており、不穏な動きを見せ始める。

護衛騎士としてダームウェルがマインの下につくことになる。神官長はカルステットの養子になるようマインに提案するが、マインはそれに激怒してしまう。

膨大な魔力を持つマインは貴族院で魔力を扱う術を学べなければ、危険因子として処分される。神官長はマインとその両親を説得し、マインは10歳になったらカルステットの養子になることに決まった。

新たな青色神官のジルベスターが行動を共にする。記念式のために村を回る途中で魔力によって襲われる。

活版印刷の普及は現在の本作りの既得権益を潰すことになり、マインの身が危険にさらされる。よって活版印刷はカルステットの養子になってから行うことを神官長と約束。遂にマインの弟カミルが産まれた。そして、マインを狙う貴族の手が神殿に伸び始めていた。

色インクの開発に取り組むマイン。そして孤児院で捨て子の赤ん坊を育てることに。しかしその赤ん坊に発疹と高熱が。

拾ってきた赤子が身食いであることが発覚。赤子は貴族の養子になることに。

マインがトゥーリが何者かによって攫われてしまう。

マインは神殿長から無理矢理貴族との従属契約をさせられそうになる。闘いになったマイン達。

窮地に訪れたカルステットとジルべスター。ジルベスターは領主であることが発覚。そして神官長はジルベスターの腹違いの弟。ジルベスターはマインと養子の契約を結び、領主の娘に危害を加えたことになる神殿長と貴族は処刑されることになった。平民としてのマインは死亡したことになり、マインは家族と、家族として会うことは出来ない。マインは最後に自分に関わった者達を祝福し、そして、マインは貴族の娘「ローゼマイン」として生きていくのであった。