Linのアニメ&ラノベ備忘録

本ブログではアニメ&ラノベの評価点(おすすめ度)をタイトルに。記事の冒頭にアニメの感想(ネタバレなし)を。その数行下にアニメの全話あらすじを書いています。評価点の基準については「このブログについて」に記載しています。

結城友奈は勇者である 1期 [5/5]

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・中盤で明かされる驚愕の事実と終盤の盛り上がりが最高

・1クールの短い期間の中で各キャラの掘り下げも丁寧に行われている

・主人公達&敵キャラのデザインも洗練されている

 

以下各話あらすじ

 

結城友奈達は地域の困りごとを解決する「勇者部」として活動をしていた。ある日、突如として現れたバーテックスから新樹様を守るため、本物の勇者として戦うこととなる。

バーテックスは全部で12体いる。

新しい勇者として三好が加わる。ツンデレ気質な三好は勇者部での馴れ合いを、「くだらない」と考えていたが、三好の誕生日会を機に徐々に心を開き始める。また、勇者はレベルが上がると「満開」という状態となるらしい。

樹は人前で上手く歌えず来週の音楽のテストを控えていた。樹は、姉の後ろ姿を追いかけるだけの自分ではいたくなかった。テストの直前、緊張する樹の下に勇者部からの応援が届く。樹はテストで立派に歌い遂げ、将来は歌手になり、姉と並び立って歩いていくことを誓う。しかしその直後、バーテックスの侵攻による「最悪の事態」が始まろうとしていた。

残りのバーテックス全7体が一斉に襲いかかってきた。内4体が合体しボロボロになる勇者部。しかし、風・樹・東郷の3人が満開化し持ち直す。最後は結城による満開で合体したバーテックスのコアを破壊し、全てのバーテックスを撃退。

満開化した後遺症で、風は左目が、樹は声が、東堂は左耳が、結城は味覚が失われてしまう。本社は後遺症は一時的なものだと言うが、回復の兆しはない。

夏合宿に向かった勇者部一同。しかしバーテックスとの戦いはまだ終わっていなかった。再び変身用のスマホが勇者部の下に届く。

バーテックスを倒した後に結城と東郷は先輩勇者、乃木園子の下に転送される。

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勇者とは、神様に供物として捧げられる存在であることが明かされる。満開の後の散華(さんげ)により永久に身体の機能を失ってしまうことも。

樹が歌手になることを夢とし、オーディションに応募していたことを知った風は、勇者部を結成した自分自身を責める。自分達を騙した大社に殴り込みに向かう風と、それを止める勇者部で衝突が起こる。皆を巻き込んでしまったことを後悔する風に、勇者部に入ったことを後悔していないと告げる一同。

そんな一同のスマホから特別警報のアラームが鳴り響く。一転、東郷の過去編へ。東郷は以前、「事故」により足の機能と、2年間の記憶を失っていた。退院した東郷と隣人の結城は徐々に仲を深めていく。乃木園子を再び訪れた東郷。東郷はかつて「鷲尾」家の幼女として乃木達と勇者になり、満開の後遺症で足と記憶を失ったことを突き止める。そして乃木園子からこの世界の真実が明かされる。西暦の時代、人類はバーテックスにより壊滅に違い状態に追い込まれる。人類は神の作った結界(結城達の住む世界)の中に住み、バーテックスからの侵攻を食い止めている。結界の外の世界は、宇宙規模の世界にバーテックスが存在し、バーテックスは滅びることはない。東郷は新たな勇者を生み出す、新樹様を殺すことを決意する。

壁を破壊することでバーテックスを結界の中に誘い込む東堂。復活した複数のバーテックスを倒すため、三好は4回もの満開を繰り返した末バーテックスを退ける。満開した東堂の前に親友の結城が立ち塞がる。

勇者部との大切な思い出が失われるぐらいなら、世界が消滅してもいいと言う東郷。それに対し、東郷のことを絶対忘れないと言う結城。東郷と和解した勇者部は、最後のバーテックスを5人がかりで撃破した。バーテックス撃破後、満開の後遺症が何故か回復し始める。しかし結城だけは意識が戻らないままだった。結城の帰りを待つ勇者部。最後、結城は意識を取り戻す。

 

#完成度の高いアニメ。ただし、何故満開の後遺症が回復したのかは明かされず、その点が心残り。2期・3期でその点が明かされれば、非の打ち所がないアニメ。