ぼっち・ざ・ろっく！[4/5]
・今季のダークホース
・主人公が殻を破って成長していく場面・心情が丁寧に描かれていて共感できる。
以下全話あらすじ
[転がるボッチ]
後藤ひとりは人見知りで内気な性格故にぼっちであった。「バンドを組めばぼっちでも輝ける」そう信じたひとりは中学生でギターを始め、ネットでは「ギターヒーロー」としてちょっとした有名人になるほどの腕前になった。しかし、結局ぼっちのままであった。ある日、ひとりが公園でギターを抱えているところへ、他校の虹夏がやって来る。「ギターで欠員が出たため、急遽即席のバンドを組んで欲しい」と誘われるひとり。ギターをひとりが、ドラムを虹夏かが、ベースをリョウが担当し、即席のバンドを組むが、3人の息は合わずその日のライブは終わる。3人は「結束バンド」として活動することになる。
[また明日]
売れなかったチケット代を補填するためにライブハウスでバイトすることになったひとり。コミュ症のひとりは初のバイトに恐怖し逃げだしそうになり、お客とも目を合わせられないでいた。しかし虹夏のライブハウスへの想いを知り、少しでもお客に良い体験を届けるため、ひとりは一歩成長する。
[馳せサンズ]
ギターボーカルを探す結束バンド。ひとりは同じ高校の喜多に声をかける。しかし喜多こそが結束バンドから突然いなくなったその人だった。喜多はリョウに憧れるあまり、ギターができないのにギターボーカルとして結束バンドに加入し、逃げだしてしまう。一度逃げ出した自分に結束バンドへの再加入は認められないと断る喜多であったが、メンバーからの説得を受けて結束バンドに再加入する。
[ジャンピングガール(ズ)]
バンドのアーティスト写真(アーシャ)を取ることにした結束バンド。それと同時にひとりは新曲の歌詞作成を頼まれる。陽キャの喜多に相応しい歌詞を書くが、リョウに本心を見透かされ、自分の本心に沿った歌詞を書き上げる。
[飛べない魚] #名場面
ライブへの出演のために頑張る結束バンドであったが、オーディションを突破しなければライブへは出れない。ライブ出演のために練習を頑張る一同だが、一朝一夕で技術が上がるわけもない。不安な気持ちで審査の日を迎えるメンバー。ひとりは演奏中、自分が今何を望んでいるのか考え始める。初めは「自分が他人からチヤホヤされたかった」が、今はこの4人で認められることを望んでいることに気づく。その瞬間ひとりは本来の実力を発揮したのだった。
[八景]
次のバンドまでに残り3枚のチケットを売り捌かなくてはならないひとり。路上で倒れていた、飲兵衛のインディーズバンドのベース廣井に出会い、2人で路上ライブをやりチケットを売ることになる。見物客を前に実力を発揮できないひとりだったが、自分の演奏を観てくれる人達からの声援により、観てくれている人に感動を届けたいという想いが芽生え実力を取り戻す。
[君の家まで]
結束バンドのユニフォームを作るため後藤家に集合したメンバー。
[ぼっち・ざ・ろっく]#名場面
初ライブに臨んだ結束バンドであったが、当日は土砂降りでお客は数人だけ。しかも客のほとんどは無名の結束バンドには興味をもっていない。プレッシャーでいつものパフォーマンスが出せないメンバー。しかしひとりのソロパフォーマンスで会場の空気は一変し、ライブは成功を果たす。その後打ち上げ。打ち上げを抜け出した虹夏とひとり。虹夏に、ひとりがギターヒーローであることを見抜かれる。虹夏は「姉の分までバンドとして成功し、姉のSTARRYを有名にすること」が自分の夢だと打ち明ける。ひとりは、「結束バンドのギタリストとしてこのバンドを最高のバンドにする」ことが今の目標だと虹夏に告げる。
楽しい夏休みのはずが、ひとりは誰からも遊びに誘われることなく夏を終えようとしていた。店長の計らいで結束バンドのメンバーで江ノ島に向かう。
[アフターダーク]
文化祭のイベントに出演することになった結束バンドのメンバーだが、ひとりは自信を持てずにいた。しかし、廣井のライブに参加し、改めてバンドの魅力に気づいたひとりは文化祭への出演を決心する。しかし、文化祭当日にひとりはどこかへ消えてしまう。
[十二進法の夕景]
メイド服を着る恥ずかしさのあまり逃亡したひとり。しかしメンバーに発見され文化祭を周ることに。そしていよいよ文化祭LIVEが始まる。
[君に朝が降る]
LIVEは順調に進むが、途中でひとりのギターにトラブルが。しかしメンバーのサポートと咄嗟の機転で乗り越える。ひとりは新しいギターを買うことになる。
